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japanese.china.org.cn | 13. 08. 2013 |
中国人富豪・慈善家の陳光標氏は8月11日に、米ニューヨーク・タイムズ紙に反面広告を掲載し、安倍晋三首相に靖国神社を参拝しないよう呼びかけた。
陳氏は同広告の中で、安倍首相は自ら靖国神社に参拝しない手本を示すべきであり、またその他の日本の右翼分子による参拝を止める責任があると指摘した。
陳氏は、「8月15日は日本の敗戦記念日だ。安倍首相とすべての平和を愛する国と人民はこの日を忘れず、歴史を鏡とし、平和を守り、中米両国の人民の感情を傷つけることを永遠にすべきではない」と訴えた。
陳氏は同時に、日本の右翼分子の行動に対する懸念と不安を表明し、「日本は第二次世界大戦中の戦艦いずもと同名の準空母を進水させたが、これは日本の軍国主義の魂を呼び戻すことを目的としているのか」と疑問を呈した。
陳氏は、「安倍氏は日本の首相として、日本の軍部の右翼分子が世界平和を脅かし、世界の人民の感情を傷つける行為をすることを防ぐ責任がある」と強調した。
陳氏はさらに、「遠くの親戚より近くの隣人、遠方の水は現在の渇きをいやさない」という中国のことわざにより、中日関係をこれ以上悪化させないよう安倍首相に訴えた。陳氏は2011年3月に東日本大震災が発生した際に、自ら被災地に駆けつけ救助活動に従事した。
陳氏の同広告は、ニューヨーク・タイムズのA17版に、中国語・英語で同時に掲載された。広告には陳氏の2枚の個人写真、陳氏が2011年に被災地で救助活動に従事した際の多くの写真、1941年に日本の艦隊が真珠湾を奇襲した写真も同時に掲載された。
陳氏の息子である陳環境氏は8月5日にニューヨーク・タイムズに広告を掲載し、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の主権を主張した。陳氏も昨年8月にニューヨーク・タイムズに反面広告を掲載し、釣魚島が中国領であることを宣言し、センセーションを巻き起こした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月13日
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