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japanese.china.org.cn | 15. 08. 2013

集団的危機感が日本を右傾化させる 中国は最悪を想定すべき

タグ: 日本軍国主義 侵略戦争 右傾化

 

1945年8月15日、日本は無条件降伏し、日本軍国主義による侵略戦争は失敗に終わった。しかし、68年経った今も軍国主義の魂は残り、右傾化が日本の政界と社会にたちこめ、地域の平和、安定と繁栄に悪影響を及ぼしている。68年前、第二次世界大戦の勝利を喜んだ人たちは、このような状況を予測していなかった。

8月15日という日は、敗戦国の日本が侵略の歴史を反省し、同じことを二度と繰り返さないと誓うべき日である。しかし、日本の政治家が東条英機など14人のA級戦犯を祭る靖国神社を参拝したり、右翼分子が皇軍(旧日本軍)の軍服を着たり、軍国主義のスローガンを唱えたり、靖国神社前で様々な悪質な行為をしている。

戦後の日本で、この日は中性的な意味を持ち曖昧な言い方である「終戦記念日」とされた。いわゆる「終戦記念日」に、日本当局は「戦争を二度としない」と平和をアピールする儀式を行うことが多く、侵略を受けた国の人たちに「お詫びの意」を表したこともある。しかし、日本側の靖国神社問題における誤った姿勢、日本の政治家の「鬼を拝む」行為に対する弁明を見ると、日本側が中国などの国民に行ったとされる「謝罪」の言葉がどれほどうそ臭く、言い訳がましいかがわかる。(写真は、靖国神社を参拝する極右勢力)

第二次世界大戦後、日本では右傾化ムードが上下し、今では日本の主流に発展しつつある。右翼・保守的な安倍政権が権力を握れたのも、日本の右傾化と密接に関係している。このような政治と社会のムードの中、歴史問題を反省せず、右翼勢力をけん制しない日本の外交と安全保障の戦略が隣国から懸念されるのは当然である。

同じく第二次世界大戦の震源地で敗戦国であるドイツは、戦後に真剣かつはっきりと、徹底した姿勢で歴史を扱い、ヴィリー・ブラント前首相はポーランド訪問時に、犠牲になったユダヤ人を祭る記念碑の前でひざまずいて謝罪し、世界から理解と賞賛を得た。

日本の右傾化が地域と中国の安全を脅かすことに警戒しなければならないが、実力とモラルという優位性によって日本からの各種の挑戦や挑発に対抗できるさらなる自信がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月15日

 

 

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