英誌が中国軍の装備の成果を評価 中日の対立のリスクの高まりを懸念

英誌が中国軍の装備の成果を評価 中日の対立のリスクの高まりを懸念。

タグ: ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(JDW)中国海軍

発信時間: 2013-12-14 15:53:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

イギリスの「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(JDW)」は11日、2013年度版のディフェンス・アニュアル・レポートを発表した。アジア・太平洋地域については、「中国の持続的台頭」「地域の海上紛争」「インドの武器購入問題」「アフガニスタン情勢」を2013年の重大事件に挙げ、解放軍が装備において多くの成果を上げた点についても詳しく記述した。「環球時報」が伝えた。

レポートによると、中国海軍の現代化は急速に発展し続けており、最も注目を集めるのは大型艦艇である。各国の空母の発展に関しては、中国の空母「遼寧」に言及し、「遼寧艦の正式就役は中国が『空母クラブ』に加わったことを示す」とした。旧ソ連の艦体を改造したこの排水量5.9万トンに達する空母の就役後、中国海軍の航空戦力も飛躍的に向上し、その後数カ月内に多くの艦載機が空母から離着艦する。11月28日、遼寧艦は初めて台湾海峡を飛び越えて南中国海で訓練を実施した。そのほか、中国が新たに設計した081型強襲揚陸艦は建造を開始した情報があるが、衛星写真でまだ確認できていない。しかし、上海長興島造船所が建造する船体部分は、初めて全通甲板の構造を採用した中国の強襲揚陸艦になる可能性が高い。以前のJDWの報道によると、このような強襲揚陸艦は複数のヘリコプターを搭載して立体的な上陸作戦を実行することができる。また、船体部分は中国初の国産空母の一部になるとも推測されているが、国産空母は大連造船所で建造中だとの見方が強い。

航空装備については、中国の2013年最大の進展は大型輸送機Y-20の初飛行成功だとした。Y-20が量産化されれば、中国の戦略的空運分野の差を埋め、米国、インド、オーストラリアなどのライバルと肩を並べることができる。そのほか、中国が発表した多種の無人機は西側諸国に深い印象を与えた。2013年に中国は新型の中空・長航続時間無人機CH-4を発表した。技術者によると、同機の負荷は以前登場した無人機「翼竜」の2倍近くである。中国のインターネット上にはループ型翼をもつ無人機の写真も登場した。これまで中国は長距離無人機「翔竜」に類似のデザインを用いただけで、同機の重量は7.5トン、最大飛行距離は7000キロである。しかし、新型の体積は「翔竜」よりはるかに小さい。また、中国は無人機「利剣」を公開した。

レポートは、中国の無人機は研究・開発した型が多いだけでなく、実際に配備した点にも注目。東中国海の釣魚島紛争において、日本の航空自衛隊は9月に中国のBZK005型無人機が釣魚島周辺の上空を飛行する様子を撮影した。レポートは、中日の防空識別圏が重なっているため、中国のJ-11Bと日本の戦闘機F-15Jが対立する危険性が高まったことを懸念している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月14日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。