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japanese.china.org.cn | 29. 04. 2014

中国で旧日本軍の公文書が新たに発見

タグ: 吉林 旧日本軍

中国で旧日本軍の公文書が新たに発見

世界の反ファシズム戦争勝利、中国人民の抗日戦争の勝利は、来年で70周年を迎えようとしている。日本の政界では侵略の歴史を否定し、日本の軍国主義を復活させる妖しい風が吹き荒れており、「侵略に定義はない」、「慰安婦は必要だった」、「南京大虐殺は虚構」といった虚言と暴論が口にされている。これほど不遜な態度を示している重要な原因には、日本が敗戦時に大量の公文書を意図的に廃棄し、多くの侵略の罪の証拠を隠滅したことがある。中国吉林省檔案館(公文書館)は最新の調査により、中国を侵略した日本軍の公文書計89件を整理した。これには日本軍の南京大虐殺、慰安婦の強制連行、731部隊への人員の「特別移送」、労働者の酷使、中国の軍人・国民に対するさまざまな暴行、中国東北地方への植民地侵略、東北抗日聯軍の鎮圧、取り調べ中の英米人捕虜の虐待などの内容が含まれ、鉄の証拠が山を成すと言える。資料集『山を成す鉄の証拠――吉林省で新たに発見された、日本による中国侵略の公文書の研究』の発売記念のイベントが、4月23日に吉林省檔案館で開かれた。中国慰安婦問題研究センター主任の蘇智良教授は、環球時報の記者の取材に応じた際に、「これは日本軍の自供だ」と指摘した。吉林省檔案館の穆占一副館長は、「これは当館に保管されている、中国を侵略した日本軍の10万件の公文書の、氷山の一角だ」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月29日

 

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