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japanese.china.org.cn | 05. 06. 2014

日米軍事同盟による中国威嚇、目的達成は不可能

タグ: アメリカ 海軍 航空母艦 演習 脅威

米軍艦載機、日の丸を塗装

米海軍太平洋艦隊が公開した写真によると、5月30日から31日にかけて、米海軍の空母ジョージ・ワシントンは日本の南部の海域で訓練を実施した。

 

先日、日本南部の海域でアメリカ海軍の航空母艦「ジョージ・ワシントン (USS George Washington, CVN-73)」を導入した軍事訓練が行われ、艦載機各機種が空母で離着陸訓練を繰り返した。さらに共同通信は、アメリカ軍の無人偵察機「グローバルホーク」2機が、5月24日から続けて米軍三沢基地に配備され、6月上旬からアジア太平洋地域で約2週間の偵察活動を行う伝えている。日米両国の国防相は共に、こうした措置が当該地域の安定に貢献すると述べている。これらの言動に対し、清華大学の孫哲教授は、日米同盟をバックに中国を威嚇したところで、その目的が達成されることはないとの考えを示した。人民網が伝えた。

孫氏は、日米の一連の軍事的行為の目的は中国に対する威嚇行為であるが、中国がそれに怯むことはないと述べた。近年、日米両国は急速に発展する中国に警戒感を露にしており、とりわけ釣魚島(日本名:尖閣諸島)といった係争地域について、日本政府は一連の詳細な行動計画と構想を練っており、中国を威嚇しようと考えていると陳氏は話す。 

孫氏また、今回アメリカ軍が「ジョージ・ワシントン」を導入してきたのは非常に大げさな反応であり、恐らく今年5月に行われた中露合同軍事演習を受けてのことだろうと分析する。日本は今中国に対してまったく遠慮がなく、中露の軍事演習を監視しただけでなく、日米同盟をバックに中国への威嚇を目論んでいる。しかし、その目的は到底達成されることはないと強調した。 

軍事評論家の曹衛東氏は、「中国は徹底して防御型の国防政策を採っており、挑発することも騒動を起こすこともなければ、怖気づくこともない。一旦外敵が侵略あるいは中国に挑発的な行為を採るならば、我々はこうした挑戦に立ち向かう準備ができており、必ずや我が国の平和発展を守っていく」と述べた。

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