衆議院が本日解散へ  「自分勝手」な決意での日本振興は不可能

衆議院が本日解散へ  「自分勝手」な決意での日本振興は不可能。

タグ: 解散 総選挙 消費税 アベノミクス

発信時間: 2014-11-21 10:26:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

安倍晋三首相の決定に基づき、衆議院は11月21日に正式に解散となり、12月に総選挙を実施することになった。衆議院解散は日本の首相の「特権」で、歴代首相は複雑な局面に対応し、不利な状況から脱却し、主導権を握ろうとする時にこの手段を使っている。安倍首相は今回、最大の政治資本を使い賭けに出た。安倍首相は支持率を集めたが、今や「非難の的」になっているアベノミクスの是非について国民に信を問う。これはやむを得ない一時逃れの策だ。

・かつての看板が非難の的に

安倍首相は「日本を取り戻す」という旗印を掲げて2012年12月に就任し、野心あふれる経済復興計画「アベノミクス」を打ち出した。安倍首相は大胆な量的緩和策、柔軟な財政政策、経済成長策という3大政策を「3本の矢」とし、日本を長年苦しめてきた景気を刺激した。

就任から2年が経ち、アベノミクスの悪影響が表面化している。これは日本国民の景気回復と安倍政権に対する信頼感を損ねており、安倍内閣の支持率を低下させた。野党は現在、「日本経済の2四半期連続のマイナス成長はアベノミクスの失敗を意味する」を根拠とし、選挙期間中に与党に攻勢をかける。アベノミクスは今回の選挙で、野党の攻撃の「的」になった。日本メディアの世論調査によると、国民の32.3%がアベノミクスは失敗と回答した。

アベノミクスや3本の矢といったかつての看板は、今や輝きを失っている。安定した政権運営を長期的に維持し、近年の「短命首相」の呪いを免れるために、安倍首相に残された手は多くない。しかし安倍首相は昨年、自らが引き起こした「ねじれ国会」を解消した。安倍首相が総裁を務める自民党は強い勢力を誇っており、支持率がさらに低下する前に野党の不意を突き、首相の権力を利用して衆議院を解散し、総選挙で政界再編を図ることは、確かに絶妙な手段と言える。

・解散という奥の手、政界再編後の行方は?

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