成長を続けている中国を見て、日本が自信を喪失しているも無理のないことで、中国に対する複雑な感情はさらにひどくなるかもしれない。 今安倍は「地球儀外交」などと称して、来年中国が主導するファシズム戦争勝利70周年運動に対抗しようとしている。浅はかな考えで、歓迎されていないことも気づかずに世界中から“おじゃま虫”と見られている。特に欧州やドイツには安倍本人以外にも多数の官僚などがたびたび訪れている。
ドイツを見方につけて、歴史問題のうえで、日本の素顔を明かされないようにあがいているのである。「民主主義の共同価値観」という言葉も同様だ。その言葉によって中国とドイツや欧州との関係を「経済協力だけの思想は全く違う」関係になんとかして変えようとしているのである。安倍は知るべきである。日本のマスコミや政府がいかなる策を弄しようとも、歴史問題に対する態度を改めず、間違った政治路線を進めば、二度と立ち上がれなくなってしまうことを。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月21日