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japanese.china.org.cn | 25. 12. 2014

安倍氏が続投 中国との多層的な対話を模索

タグ: 安倍 続投 対話 外交

衆参両院で24日、首相指名選挙が行われた。政権与党・自民党の安倍晋三総裁が、第97代首相に選出された。安倍首相は3期目の当選。安倍首相は同日夜に新内閣の施政方針について説明した際に、集団的自衛権の行使を推進する関連法案を来年の通常国会で可決すると表明した。

改憲に再言及

衆院選後の第188特別国会が24日に召集された。安倍首相は衆議院の470票のうち328票を、参議院の240票のうち135票を獲得し、順当に首相に選出された。安倍首相は2006年に初めて首相に当選し、2007年に辞職を表明し、2012年に再任を果たした。

安倍首相は記者会見で改憲に再言及し、改憲は自民党が発足以来求め続けてきた目標だと述べた。この目標の達成に向け、安倍首相は日本国民の改憲の必要性に対する理解を深めるため努力する。

安倍首相は外交に関して、日本は地球儀を俯瞰する外交を継続すると述べた。また中国と多層的な対話を進め、日韓首脳会談を呼びかける。それからロシアとの対話を継続し、ウクライナ問題において建設的な力を発揮するよう促す。

新防衛相は元陸上自衛官

安倍首相は首相続投を決めた同日、直ちに新たな内閣を発足した。防衛相以外のすべての閣僚が留任となった。日本メディアの報道によると、安倍首相は全閣僚を留任させる予定であったが、江渡聡徳前防衛相(59)が政治資金問題により職を辞した。安倍首相は元防衛庁長官の中谷元氏を、防衛相兼安全保障法制担当相に起用した。

中谷氏は57歳で、2001年に小泉内閣の防衛庁長官に就任し、日本初の自衛隊OBの防衛庁長官となった。安倍首相が2006年に首相に就任した翌年、防衛庁は防衛省に格上げされた。報道によると、中谷氏は安倍首相同様、日本はより大きな軍事的役割を手にするべきと積極的に主張している。中谷氏は防衛・安保に精通しており、自民党内で影響力を持ち、これまで連立与党内の安全事業の対話に参与してきた。

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