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japanese.china.org.cn | 21. 01. 2015 |
「イスラム国」がインターネットで公開した日本人2人を人質にとったビデオを見る安倍首相
日本の安倍晋三首相は1月20日、イスラエルのエルサレムで「イスラム国」が日本人2人を人質にとったことについて記者会見を開いた。
エルサレムを訪問中の安倍首相は会見で、「2人に危害を加えないよう、そしてただちに解放するよう強く要求する」と述べ、強い憤りを覚えると非難した。
報道によると、日本の外務省は20日、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国(IS)」とみられる集団が日本人2人を人質にとったビデオ声明をインターネットで公開したと発表。ビデオで、ナイフを持って覆面をした男は「72時間以内に日本政府が2億ドルの身代金を支払わなければ2人を殺害する」と脅迫している。ビデオから、人質になっているのは湯川遥菜さんと後藤健二さんであることがわかった。
男はビデオの中で、2人を人質にとった理由は、安倍晋三首相が先にエジプト・カイロで行った演説で中東に非軍事分野で25億ドルを支援し、うち2億ドルをイスラム国対策として無償で支援すると述べたことだと明かした。
安倍首相はカイロで1月17日に行なった演説で、「中東に非軍事分野で25億ドルを支援し、うち2億ドルをイスラム国対策として無償で支援する。残りはイラクやシリアの難民・避難民支援にあてる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月21日
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