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japanese.china.org.cn | 23. 01. 2015

  中日高級事務レベル海洋協議第3回全体会議     横浜市で開催

タグ: 中日高級事務レベル海洋協議 易先良 下川真樹

中国側の首席代表、中国外交部辺海司副司長の易先良氏(左)が、日本側の首席代表、外務省アジア大洋州局審議官の下川真樹氏と会議で握手を交わした。

 

中日高級事務レベル海洋協議第3回全体会議・ワーキンググループが22日、横浜市で開かれた。中国側の首席代表、中国外交部辺海司副司長の易先良氏、日本側の首席代表、外務省アジア大洋州局審議官の下川真樹氏が代表団を率いて出席した。

中国外交部、中央外事弁公室、国防部、公安部、国土資源部、交通運輸部、国家海洋局、中国海警局、解放軍総参謀部などの部門、日本の内閣官房、外務省、文部科学省、水産庁、資源エネルギー庁、国土交通省、海上保安庁、環境省、防衛省などの部門から代表者が出席した。

双方は全体会議およびその枠組下に設けられた政策及び海洋法ワーキンググループ、海上防衛ワーキンググループ、海上法執行及び海上安全ワーキンググループ、海洋経済ワーキンググループの中で、中日関係、東中国海の関連する問題、海洋協力について意見交換し、以下について一致した。

(一)双方は今月12日に開かれた、中日防衛当局間の海上連絡メカニズムに関する第4回共同作業グループ協議の進展を前向きに評価し、早期に防衛当局間の海空連絡メカニズムの運用を開始するため、協議を継続していくことで一致した。

(二)中国公安部辺防局と海上保安庁の間で、密輸・密航等の海上犯罪に関する対策で協力を進めることで一致した。

(三)中国海警局と海上保安庁の間で、両機関の本庁間における対話窓口を設け、さらなる協力の方法について早期検討することで一致した。

(四)双方は中日高級事務レベル海洋協議の枠組みの下で、海洋政策及び海洋法に関する対話を強化することで一致した。

(五)双方は関連する国際法に従い、捜索救助、科学技術、環境などの分野における海洋協力を強化することで一致した。双方は海上捜索・救助協定を早期締結することについて意見交換を行った。

(六)双方は今年下半期に中国で第4回中日高級事務レベル海洋協議を行い、具体的な事項については外交ルートを通じて調整することで一致した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月23日

 

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