日本の人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の放送開始20周年を記念し、制作側はロンギヌスの槍を月に刺すために約1億円の寄付を募る国内最大規模のプロジェクトをスタートさせた。
アニメの中で、ロンギヌスの槍は使徒に対する攻撃で使用され、エヴァ零号機は衛星軌道上にある第15使徒に攻撃する際に月にロンギヌスの槍を刺し、回収不能にする。
日本の基幹産業であるアニメと最も先進的な宇宙科学技術を合わせたこの計画は大きな注目を集めている。しかし、あるブロガーは、「この行動は過激派勢力ISISを刺激する可能性がある」との見方を示している。
同ブロガーは、「ロンギヌスの槍はキリスト教の聖遺物で、月はイスラム教で神聖なものである。キリスト教の聖遺物をイスラム教の月に刺せば、更に深刻な宗教問題を引き起こすことになりかねない」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月11日