日本語専攻の学生たち。段躍中撮影
JENESYS2.0の日中の青少年交流の一環として3月10日に来日している中国人大学生の第19陣交流団164人の歓迎会が、11日夜東京で開催されました。
公益財団法人日中友好会館の主催で、江田五月会長が冒頭に主催者として歓迎の挨拶をし、外務省の植野篤志中国モンゴル第一課課長が歓迎の言葉を述べ、団長の中日友好協会の王占起部長が挨拶をしました。さらに、両国の学生代表が共同で「友好のアピール」を読み上げ、中国大使館の汪婉参事官(程永華大使夫人)の音頭で乾杯をして、学生たちと江田会長らが懇談をしました。
日中大学生の「友好のアピール」全文は以下の通りです。
日中両国は一衣帯水の隣国であり、平和的な友好関係を保ち、共に発展することは、日中青年の共通する切なる願いであり、目指すべき目標です。国家の未来と希望は、青年に託されています。今、私たち両国青年は一堂に会し、平和を願いこれを守り続けていく思いを胸に、将来に亘る友好関係を築いていきます。私たちは共に次のように提案します。
第一に、私たちは心を開いて向き合い、共に両国関係について考え、両国青年間の対話を積極的に広げていきます。双方向の交流を強め、互いの国の客観的な理解と友情を深めます。
第二に、私たちは両国の歴史と文化を理解し、障害を取り除き、共に未来を築いていきます。私たちの知恵と行動によって、両国の平和と友好を維持していきます。
第三に、私たちは現代における新たな挑戦と課題に共に取り組んでいきます。また、それぞれが素晴らしい国造りを目指すだけでなく、アジアと世界の繁栄と発展のために共に努力します。
私たちは、志を高く持ち、世界に目を向け、平和と友好の担い手、そして協力関係の開拓者として、若い活力と努力によって、素晴らしい未来を共に描いていきましょう。
2015 年 3 月 11 日
中日両国青年代表
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月13日