日本メディアによると、安倍晋三首相は19日午後、首相官邸でミシェル・オバマ米大統領夫人と面会した。ミシェル夫人は各国訪問時に発展途上国における女子教育の発展への援助を積極的に呼びかけており、安倍首相は「女性が教育を受けることの重要性と意義を全力で推し進められている」と賞賛した。
今回の会合は安倍首相の4月下旬の訪米の「土台作り」にもなった。ミシェル夫人は同日午前の安倍昭恵夫人と共に出席した会合で、日米が女子教育への援助における協力を強化する方針を表明し、「日本の支持に心から感謝する」と述べた。キャロライン・ケネディ駐日米大使も会合に同席した。
その後、安倍首相は米ハーバード大学の大学院生と座談を行ない、2012年に自民党総裁に立候補するかを考えていた時、昭恵夫人から「国民にとってよいかどうかを唯一の判断基準にするとよい」とアドバイスされ、立候補を決意したと紹介した。安倍首相が「妻の政策に対する考えはしょっちゅう自分と異なるが、あのとき妻の言葉を聞いてよかった」と言うと笑い声が聞こえた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月20日