中国共産党中央政治局常務委員、中国人民政治協商会議全国委員会主席の兪正声氏は23日、日本の自民党幹事長の谷垣禎一氏と公明党幹事長の井上義久氏が率いる与党代表団と会見した。

兪正声氏は、「双方の共同の努力により、中日関係は改善されており、この時期の代表団の訪中は重大な意味がある。日本側が中国側とともに努力し、両国政府が達した4つの原則的な共通認識を切実に守り、中日関係の政治基礎を強固できるとよい。与党の交流は中日関係の改善と発展に大きな役割を果たした。中国共産党は日本の2つの与党との友好関係に重視しており、引き続き官僚の往来と体制的な交流を強化し、両国の戦略的互恵関係の基礎を打ち固めることを望んでいる」と述べた。

谷垣氏と井上氏は、「2014年の両国首脳会談は両国関係の改善の基礎を築いた」と述べ、日本側は今回の訪問を通して両国与党の体制的な交流を回復、発展させ、日中関係の発展を促進できることを望んでいるとした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年3月24日