日本メディアによると、ソウル発の韓国アシアナ航空OZ162便エアバスA320旅客機が14日午後8時頃、広島県三原市の広島空港に着陸後に滑走路から外れて停止した。乗客乗員は全員、脱出シューターを使って機外に出た。
三原市消防本部は、乗客22人が軽傷を負ったと発表。広島県警によると乗客は74人。
国土交通省は、旅客機は広島空港の東側に着陸し、機体は滑走路の左側にそれて停止したと発表。
滑走路から約300メートル離れた場所にある高さ6.4メートルの無線設備、機体左側の主翼とエンジンが損傷し、後部の尾翼にこすり傷ができた。国土交通省は、車輪が着陸時に滑走路脇の無線設備に接触したと見ている。
また、乗客の話によると、旅客機が突然滑走路から外れ、乗っていた女性がショックで泣き出したという。