ロイター通信の報道によると、日本とフィリピンは5月12日、南中国海の争いがある海域で初の合同軍事演習を実施した。日本の消息筋によると、演習は黄岩島(スカボロー礁)の近くで行なわれた。また、フィリピン海軍の報道官は、日本の自衛艦とフィリピン海軍の護衛艦1隻ずつがスービック湾近くのフィリピンの海域で2時間にわたって演習したと明かした。軍事専門家の梁芳氏は「人民網」のインタビューに対し、「日本の本当の意図は南中国海周辺の国と結託し、米国の南中国海における挑発に協力し中国囲い込みの目的を果たし、そこから利益を得ることだ」と話した。