河南省の収集家である楊翔飛氏はこのほど、1945年の第二次大戦終戦時の、日本の降伏式の現場を撮影した写真を入手した。写真は計7枚で、最大のもので25.2×20.6センチ。裏には海軍の1945年9月3日の説明文と授権に関する情報、海軍公共情報弁公室が1945年10月8日に押した文書保管の印章がある。残りの6枚は10.9×8.7センチ。これらの写真は、ある収集家から得たものだという。
1945年9月2日午前9時、日本の降伏式は東京湾に浮かぶ米国の戦艦「ミズーリ号」で執り行われた。日本の重光葵外相が天皇と政府を代表し、梅津美治郎・陸軍参謀総長が帝国大本営を代表し降伏文書に署名した。降伏を受け入れた同盟国の代表者、同盟軍の最高司令官のマッカーサー、米国の代表者であるニミッツ、中国の代表者である徐永昌、英国、ソ連、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランドなどの代表者が順番に署名した。ファシズム枢軸国のうち最後に残された日本が正式に降伏し、第二次大戦は枢軸国の失敗、反ファシズム同盟国の勝利によって終戦が告げられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月25日