郭希柱さん(左から一人目)は6月29日、雲南驛空港の格納庫跡地で、ビルマ公路を再訪する新華社の記者団に対して、抗日戦争中の同空港の建設の過程について説明した。
郭さんは雲南省祥雲県の第二次大戦の地方史を研究しており、中国遠征軍の子孫でもある。先祖の雄々しい歳月を取り戻すため、郭さんは15年前に歴史を遡る旅を始めた。郭さんは現地で抗戦に参加した元兵士を取材し、訪米し同空港の戦いに加わったことのある元米兵を訪ね、抗戦時代の公文書や写真など多くの資料を集めた。
郭さんは、「私が自ら取材し集めた資料によって、祥雲という土地で起きた抗戦の伝説を多くの人に理解してもらいたい。先祖の不撓不屈の精神と意志は、今日の人々に平和を大切にし、実質的な行動により祖国の建設に身を捧げるよう促している」と述べた。祥雲県はかつて雲南省西部の要衝で、抗日戦争中に約10万人の遠征軍が駐留した。雲南驛空港は、「ラクダ峰の航路」上の重要な空港になった。
現地の多くの一般人が、同空港およびビルマ公路の建設に加わっており、多くの志ある若者が入隊し外敵に反撃した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月7日