イギリスの『デイリー・メール』の7月23日の報道によると、日本の海岸線にある大久野島には1000匹以上の野生のうさぎが住んでいる。ロンドン出身の写真家ポール・ブラウン氏は休みを利用してこの島を旅行で訪れた。
島のうさぎがどのようにここまで増えたのかは未だに謎である。1930年から1945年にかけて、戦時中に化学兵器や毒ガスを開発するための実験でうさぎが使われたとの説もあるが、毒ガス資料館の村上初一元館長はこれを否定している。
もう1つ、1970年代に数人の学生が島に8匹のうさぎを放し、大量に繁殖したという説もある。
「うさぎ島」は本州の忠海から船で12分の場所にあり、観光客は1000匹以上のうさぎを見たり、人懐っこいこれらの動物にエサをあげたりできるが、捕まえたり猫や犬を連れて行くことは禁止されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月28日