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japanese.china.org.cn | 10. 08. 2015

中国人労働者の血がついた軍艦島を訪ねて

タグ: 軍艦島 中国人労働者

(国际)(1)日本“世界文化遗产”背后的罪恶——探访沾着中国劳工鲜血的“军舰岛”

 

「軍艦島」の正式名称は端島で、形が軍艦に似ていることからその名前で呼ばれる。長崎港の南西に約19キロ離れた海上に浮かび、面積は約6万3000平方メートル、外周は約1.2キロ。軍艦島の海底には高品質の石炭が埋蔵されており、1890年に三菱に買い取られた。度重なる埋立工事により、当時の日本で有名な石炭工業拠点になった。人口は最多で5300人に達し、その人口密度は当時の東京の9倍となった。

1974年に炭鉱が閉鎖され、全島民が撤去した。ここは無人島になり、2009年に地方自治体によって観光開発された。外務省が戦後公表した資料によると、第二次大戦中に約4万人が日本に強制連行された。そのうち3700人以上が三菱の工場・炭鉱で強制的に働かされ、722人が死亡した。

今月7月上旬、日本8県の23の工業施設が、「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された。そのうち多くの遺跡では、朝鮮半島や中国の無数の労働者が強制的に働かされており、多くの死亡者が出た。

日本は世界文化遺産の審議中に、「本人の意志に背き、朝鮮半島などの多くの労働者を徴用し、劣悪な環境で働かせた」ことを認め、一定の措置を講じ遺産の紹介で「犠牲者」について言及することを約束した。

それから1ヶ月後の8日、記者は中国と朝鮮の労働者が働いていた遺跡の一つ、長崎市の軍艦島を取材した。軍艦島の遺産の文字による説明、現場での解説からは、被害を受けた労働者に関する情報がほとんど見つからなかった。この血に汚れた世界遺産は、その裏側に罪を隠している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月10日

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