日本自衛隊は8月23日、富士山麓の東富士演習場で軍事演習を実施し、多くの観客と記者を招いた。
演習中、日本最強の戦車と呼ばれる10式戦車の履帯が外れ、救助車両に牽引された。履帯が外れるのは今回の演習で2回目で、先ほども74式戦車の左側の履帯が外れていた。
屋外で最強の機動性能を誇るはずの戦車の履帯が外れるとは、なんともお粗末なことだ。10式戦車は高価な設備を搭載し、日本最先端・最強の戦車と呼ばれている。その油圧サスペンションは複雑な路面状況でも最高の機動性能を誇るはずだが、この事故を見ると宣伝されているほど信頼性が高くないことが分かる。