広島の原爆体験者、安倍首相の言論に不安

広島の原爆体験者、安倍首相の言論に不安。 1945年8月6日、米軍は日本の広島に原子爆弾を投下し、7万人の日本人を死に追いやった。これは日本の降伏を直接的に加速したとも言われる。本紙記者はこのほど、87歳になる広島原爆の生存者、竹岡智佐子さんを取材した。竹岡さんの体には、原爆投下から70年となる今日も、放射能によって受けた傷が残る…

タグ: 広島 原爆 平和 被爆

発信時間: 2015-08-28 10:39:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「被爆者」への差別

――原爆を体験したことで、生活にはどのような影響がありましたか。

私たち広島原爆の放射能を受けた人間は特殊な集団となり、日本で「被爆者」と呼ばれ、差別を受け、社会の隅に追いやられることになりました。「被爆者」にとっては、原爆の放射能は私たちの体や見た目、声を変えただけでなく、命をもおびやかすものとなったのです。

多くの人が原爆の汚染が伝染すると心配し、私たちから離れて行きました。私はここ数年、反戦活動に参加し続け、広島平和記念館でボランティアをしています。

――原爆の被害者として、こうしたことを体験したことのない人々に何を訴えたいですか。

こうした体験が永遠に発こらないことを願います。起こってしまえば、世界全体にとっての悪夢です。戦争が起こらないことも望みます。戦争は命を尊重しないことです。

時間が経つにつれ、うらみは問題を解決しないことに気付きました。日本の政府は間違って戦争を発動し、国民は大きな災難をこうむりました。私の考えは少しずつ変わり、平和を願い、二度と戦争がなくなることを願うようになりました。

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