日本メディアはこのほど、第二次大戦中に沈没した米掃海艦「エモンズ」の写真を公開した。沈没地点は沖縄本島北部、今帰仁村の古宇利島沖約3キロの海底。全長は約100メートル。エモンズの近くからは、旧日本軍の特攻機のエンジンが発見された。これらの写真は、当時の激戦を物語っている。
米軍の資料によると、1945年4月に上陸作戦展開中の掃海艦の上空に、無数の特攻機が飛来し、激戦が展開された。5機が艦艇に命中し、死者と行方不明者が60人に上った。エモンズの乗組員の半数が死傷した。エモンズは戦闘後、航行不能となった。米軍は自らエモンズを海底に沈めた。