準グランプリは東洋大学学生の鹿野真優さんと大阪外語専門学校学生の辻あゆみさん。彼女たちのテーマはそれぞれ「冬の中国東北地方8日の旅」と「ウイグルシルクロードの旅」。その他の受賞作品のテーマは中日古代文化交流の遺跡めぐりや中国世界遺産の体験ツアー、明清古城体験ツアー、映画の撮影地体験ツアーや少数民族の文化体験ツアーなどだった。コンテストの賞品としてグランプリ、準グランプリ、特別賞受賞者は中国国家観光局が今年12月に実施を予定する中国観光視察ツアーに無料招待されるほか、その他受賞者は旅費の一部が免除される。
今回のコンテストは中日両国政府の関係機関や旅行業界の関連企業団体の支持を受け、26日の表彰式には100人余りの人々が参加した。在日本中国大使・程永華氏、在日本中国公使・郭燕氏、日本国土交通省観光庁審議官・古澤ゆり氏、日本旅行業協会会長・田川博己氏、衆議院議員・今村雅弘氏、参議院議員・浜田和幸氏らが表彰式に出席し、挨拶した。
程永華大使は挨拶で「今回のコンテスト応募作品は日本の若者たちが中国の魅力を発見し感じていることを体現しており、外国人の視点から中国に啓発している。中国は日本各界、特に旅行業界と手を取り合って、両国双方向の観光交流の規模を拡大し、観光旅行を中日ウィンウィンの新たな目玉として、両国関係の持続的な改善と安定した健全な発展を実現させていきたい」とした。