日本の第一生命はこのほど、2015年度の「大人になったらなりたいもの」の調査を行い、人気のある職業を明らかにした。
全国の未就学児と小学生計1100人のうち、男子はサッカー選手、野球選手、警察官、電車・バス・車の運転士、大工、医師、食べ物屋、学者、宇宙飛行士・消防士・救急隊の順となった。女子は食べ物屋、保育園・幼稚園の先生、看護師、医師、学校の先生、歌手・タレント・芸人、ベットや、デザイナー、店員、ピアニスト・ピアノ教師の順。この調査は1989年より毎年1回実施されている。野球選手とサッカー選手は男子の永遠のあこがれで、サッカー選手は6年連続で首位。食べ物屋は19年連続で女子の首位をキープしている。2015年度の調査では、運転手が2年連続で上昇し、過去最高となった。
第一生命はこの現象の原因について、2015年に開通した北陸新幹線を挙げる。警察官を夢見る子供の比率はこの10年間で最高水準で、警察をテーマとしたドラマの人気が原因と思われる。
日本人が中国を羨む理由
1.住民税がない
日本は自然・生態環境が整っているが、日本に住むためには納税が必要だ。日本に常住する個人は、世帯の所得に応じて所得税を納めるほか、住民税を納税しなければならない。所得が多いほど納税額が増え、所得が少なくても控除した分を納税しなければならない。
2.固定資産税がない
日本ではマイホームを購入すればめでたしめでたしというわけではなく、固定資産税を毎年納税しなければならない。住宅が高いほど納税額が増える。中国ではいくら住宅を保有していても、現時点では固定資産税を納める必要はない。