2月23日、上海市虹口区公平路425弄12号に位置する、旧日本軍の慰安所「海乃家」の解体作業にストップがかかった。日本人の坂下熊蔵は1939年から日本の敗戦まで「海乃家」を経営し、最も多い時で40人以上の慰安婦を収容していた。ここはかつて、上海の日本海軍が指定する慰安所だった。記者が解体作業の現場を訪れたところ、門には鍵がかけられていた。外から見ると、この2階建ての石庫門の建築物は保存状態が良好だが、内部は荒れ切っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月24日