法政大学国際日本学研究所の王敏教授の招きを受け、周恩来総理の姪・周秉宜さんが25日、同研究所を訪問し、中日両国の学者や学生たちと交流を行った。
周秉宜さんは周恩来総理の弟の3番目の娘であり、1949年から1968年まで中南海にて周恩来元総理夫婦と一緒に暮らしていた。小さい頃から周恩来元総理の教えに耳を傾け続け、周元総理から一番大きな影響を受けた一人と言える。彼女は長年にわたり周恩来思想の研究に携わり、中央文献研究室周恩来研究会常務理事、南開大学周恩来研究センターの特別研究員などを務めている。
王敏教授は来場者に周恩来元総理と法政大学のゆかりを紹介し、「周秉宜さんは学者でありながら、周氏家族の伝統的な徳行を重ねているお嬢さんでもある。彼女と思う存分に交流してください」と期待を述べた。
周恩来元総理を尊敬し、研究に携わる学者たちは、周秉宜さんから周恩来元総理のあまり知られていない小さな出来事を聞き、そこに映された周元総理の品格に再び深い感動を覚えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月27日