フォーラムの開幕にあたり、中国科学院副院長で、中国科学院大学の学長である丁仲礼氏と、科学技術振興機構(JST)の濵口道成理事長がそれぞれ挨拶を述べた。
丁学長はまず、半世紀にわたる中日両国の教育交流を振り返り、中国科学院の郭沫若 元院長の詩を引用し、「一衣帯水一葦可航(いずれもきわめて近接しているたとえ)」の関係にある中日両国の平和的発展と協力交流の重要性を訴えるとともに、「両国の教育界の関係者が積極的な役割を果たし、試練を乗り越え、共に発展し、中日両国の教育と文化交流に新たな活力を注入することを望む」と述べた。