10.「菩薩処胎経」五貼
年代:西魏大統16年(550年)
日本流入時期:唐
収蔵地:京都知恩院
中国以外で中国の文物が最も残る国は日本だ。隋唐以来、日本は中国を文化的母国として虚心に学び、大量の芸術品を輸入してきた。千年以上の時を経て、現在は多くの秘宝が残されている。近代以降に列強が進出し、中国の文物は大量に海外流出した。そのときに中国の国宝を最も多く得た国もまた、中国文化を深く理解する日本だった。数多くの国宝が海外にあることは我々も知っているが、それをよく知る者は少ない。今回は日本に残される中国の秘宝を10点紹介しよう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月15日