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japanese.china.org.cn | 06. 06. 2016

「重慶大爆撃」、祈念活動が開催

タグ: 重慶 大爆撃 生存者


大爆撃の生存者(左から1人目)が5日、祈念活動で発言。同日午前10時30分、防空警報が重慶の上空に響き渡り、12分間続いた。数百人の「重慶大爆撃」の生存者、犠牲者の遺族、各業界の関係者が大爆撃虐殺事件トンネル遺跡前で献花し、重慶大爆撃で命を落とした同胞を偲び、歴史を忘れず平和を惜しむよう人々に呼びかけた。

1941年6月5日夕方、日本の軍機24機が重慶を奇襲した。5時間以上の爆撃により、爆弾82発、焼夷弾13発を投下した。この爆撃により重慶の十八梯、石灰市、演武庁の防空トンネル内に1万人弱が殺到し、深刻な雑踏事故が発生した。1000人以上の同胞が、不幸にも命を落とした。

中国侵略日本軍は1938年2月から1944年12月の6年10ヶ月の間、重慶および周辺都市の繁華街、非戦闘員の住宅街に対して、歴史上「重慶大爆撃」と呼ばれる無差別爆撃を行った。これにより3万2000人以上が直接的に、6600人以上が間接的に死傷した。1万1814棟の家屋(2万1295部屋)が損壊し、財産の損失は約100億法幣(当時の国民政府の通貨)に上る。

命を落とした同胞を祈念するため、重慶市は1998年より毎年6月5日を「重慶大爆撃祈念日」とし、全市で防空警報を鳴らしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月6日

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