「第12回日本業務食材展示会、第5回山形県産食品展示会in北京、第4回福岡県・鹿児島県・四日市産食品展示会」が14日、北京市の長富宮飯店で開催された。山形県、鹿児島県、福岡県、三重県四日市、および北京市、天津市、雲南省などの日系食品メーカーが一堂に会し、日本酒、飲料、原材料、調味料、麺など「和風」の食品を紹介した。
雲南省、天津市、青島市、北京市、上海市で展開する日本の食品メーカーの出展企業数と規模は例年を上回り、酒類(ビール、日本酒、梅酒など)、飲料、麺、天ぷら粉、調味料などを網羅。各社は商品を紹介する際に、これらの食品の生産過程における「日本らしさ」を強調した。原産地と原材料は中国国内だが、加工技術は日本製で、品質管理基準は日本と同水準だという。
中国で人気のあるキリンビールも今回の展示会で、中国で新発売するビール「BAR」を発表した。このビールはアルコール度数が低めで、飲みやすい味となっている。台湾で発売されると、すぐに若者から好評を博した。今回は中国本土の消費者に紹介することで、人気を集めようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月15日