日本の稲田朋美防衛相は現地時間8日、南スーダンの首都ジュバに入り、国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊部隊の活動や、現地の治安状況を視察した。共同通信が伝えた。
稲田氏は部隊視察に先立ち、同国のヤウヤウ国防副大臣、国連南スーダン派遣団(UNMISS)トップのロイ事務総長特別代表と相次いで会談し、治安情勢やPKOの展望に関して意見交換した。稲田氏は自衛隊がPKO活動に積極的に参与し続ける意向を伝えたと分析されている。稲田氏はその後、陸上自衛隊の宿営地で訓示した。
稲田氏は9月に南スーダンを訪問する予定だったが、抗マラリア薬の服用後にアレルギー反応が生じたため、キャンセルしていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月10日