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japanese.china.org.cn | 30. 10. 2016

Panda杯全日本青年作文コンクール2016 東京で授賞式

タグ: 全日本青年作文

中国の程永華駐日大使があいさつした。  

2016年度Panda杯全日本青年作文コンクールの授賞式が28日、東京の在日本中国大使館で行われた。中国の程永華駐日大使、日本科学協会の大島美恵子会長らが出席し、受賞者に各賞を授与した。人民網が伝えた。

今年3回目になる同コンクールは、「@Japanわたしと中国」をテーマとし、16~35歳の青少年から作文を募集した。47都道府県から362通が集まり、昨年よりやや増えて過去最多の応募数だった。優秀賞10点、入選5点、佳作39点が選ばれ、このうち17人の受賞者は今月29日から1週間の「中国修学旅行」に出かける。一行は北京、揚州、上海を訪れる予定だ。今年初めて設けられた団体賞(3枠)には、熊本大学文学部、立命館高等学校、聖心女子大学が選ばれた。

程大使はあいさつの中で、「来年は中日国交正常化45周年の重要な節目にあたり、各界が青少年の交流を含む中日間の各分野の交流を深め、中日関係の改善に向けて努力することを願う」と述べ、中国を訪れる受賞者の一行に対しては、「今回の行程の3つの訪問地である北京、揚州、上海はいずれも中国の大変魅力に富んだ都市であり、青年達には訪中を通してたくさんの物事を見聞きし、自ら中国を体験し、積極的に交流を行い、これからの中日関係を考えてほしい」とメッセージを発した。

大島会長は日本側主催者代表としてあいさつし、「今回のコンクールに集まった作文には1つの共通点がある。固定観念にとらわれず、中国に対して自分なりの理解をしているという点だ。受賞した青年が民間大使となって、中国訪問中、中国に対する理解をさらに深めるのはもとより、各界と幅広く交流し、中国に日本をよりよく理解してもらうようになることを願う」と述べた。

主催者側の話では、前2回のコンクールに比べ、応募者の作文の視点が多様化しているという。受賞作品をみると、自分と中国人の友人との交流について書いたものや、見知らぬ中国人とのふれあいで感じたことを書いたものがあり、卓球や中国料理や書道など、日常的な体験の中で生じた中国に対する特別な感情を記したものもあった。応募者の筆の先にある中国は、活き活きとした、愛すべき、親しみ深い存在となっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年10月30日

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