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japanese.china.org.cn | 03. 11. 2016

馮学敏氏の写真展が東京で開催 福建文化と風情を紹介

タグ: 東京 福建文化 写真展

冯学敏的摄影作品《闱捕》

日本在住の中国人写真家・馮学敏氏の写真展「福建—烏龍茶の故郷と福清黄檗の印象」が12月6日から16日にかけて、東京の中国文化センターで開催される。馮学敏氏が撮影した福建省に関する写真62点が展示され、日本人に福建省の歴史、文化、風土、人情などを紹介する。

中国の南東沿岸部にある福建省は山が多く風景が美しく、長く伸びる海岸線に多くの港があり、昔から中国の特産品であるシルク、陶磁器、茶葉などをここから海外に輸送している。福建省泉州市は「一帯一路」の海上シルクロードの起点である。福建省は烏龍茶のふるさとで、白茶と紅茶の発祥の地でもあり、ここの烏龍茶と上質の鉄観音は国内外で高く評価されている。世界遺産の武夷山と福建土楼も福建省の有名な観光地である。

福建省と日本の友好交流の歴史は長い。明末清初には黄檗山萬福寺の禅宗僧・隠元隆琦が日本で黄檗宗を興した。隠元隆琦は仏教学だけでなく、最先端の文化や科学技術も日本に伝え、江戸時代の経済・社会の発展に大きな影響を与えた。また、福建省のインゲン豆、豆腐、ちゃんぽん、煎茶なども長崎に伝えた。長崎では現在もちゃんぽんや煎茶などが名物で、インゲン豆という呼び方も彼の名前が元になっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月3日

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