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japanese.china.org.cn | 16. 11. 2016

日本女性自衛官、歯科医が中心

タグ: 自衛官 指揮幹部  防衛省

現代科学技術の発展により、高い身体能力を持たなくても軍の技術的な部署で勤務できるようになり、女性の軍隊進出が可能になった。経済が長期低迷する日本で、自衛隊は多くの若い女性を集めている。1967年に7人の女性自衛官が加わり、歴史を切り開いた。

日本防衛省の2015年10月の統計データによると、自衛官(現役)の数は23万9000人で、うち女性は1万1436人。同年の自衛隊の採用枠は25万8647人で、女性を6%と規定。うち陸上自衛隊の女性自衛官が最多。

しかしその多くが医科・歯科幹部自衛官で、女性幹部全体の71%を占める。純粋な指揮幹部は353人のみで、海自の164人、空自の192人の2倍ほど。ところが陸自の採用枠は15万3220人で、海自(4万5585人)と空自(4万7313人)の3倍以上のため、陸自の女性指揮幹部の割合は高くない。

日本経済は20年に渡り低迷しており、女性自衛官が「人気の職業」になりつつある。7人に1人しか合格できないほど、競争が激化している。海上自衛隊航空集団は2016年10月、初めて女性パイロットに任務を遂行させた。女性パイロット5人は長崎県大村市の大村航空基地に駐留し、SH-60J艦載ヘリとP-3C哨戒機を操縦し、警戒・監視任務を開始した。これにより防衛省は女性自衛官に向け、自衛隊のすべての軍・兵種を開放したことになる。

当然ながら男性中心の自衛隊で、女性自衛官は抜きん出るため何倍も努力しなければならず、犠牲も強いられる。日本は男尊女卑の傾向が非常に強い国であり、現役女性自衛官の階級は最上位でも「1等佐」止まりだ。

  

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