イギリスの『デイリー・メール』の11月16日の報道によると、九州にある大分県別府市は活断層帯に位置し、地殻運動が頻繁に起き、多くの温泉ができた。中でも別府地獄温泉は有名である。
別府市の数十平方キロメートルの範囲内に3000以上の温泉があり、絶えず高温の泉水を噴出している。その量は1日13万トン近くで、米国のイエローストーン国立公園の次に多い。
海地獄は別府地獄のなかでも最大で、泉口から99度の水蒸気とコバルトブルーのお湯が絶えず出ている。山地獄の温度は比較的低く90度、かまど地獄は6色で温度は80度から沸点まで。そのほか、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄など大小さまざまな地獄があり、それぞれに特徴がある。
これらの温泉は日本最大の活火山である阿蘇山の噴火でできたものだという。阿蘇山は標高5200フィート(約1585メートル)、別府市の南西60マイル(約9700キロメートル)にあり、火山活動が活発である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月17日