在中国日本国大使館は22日、日本の明仁天皇誕生日祝賀レセプションを開いた。85の日本企業、団体、地方自治体が現場で展示を行った。中国外交部の劉振民副部長が招待を受け、出席した。

横井裕駐中国大使は式辞の中で、「中日両国の利益と時代の特徴に合致する中日関係をしっかり構築する必要がある。中日関係は現在、徐々に改善する流れを示している。今年9月の杭州G20サミットで、両国首脳は二国間の各分野における対話・交流・協力を推進し、前向きな面の拡大に尽くし、消極的な面を減らすことでコンセンサスを形成した。このコンセンサスの指導下、中日双方は知恵を集め、具体的な協力・交流プロジェクトの実施を促す必要がある」と述べた。

横井氏は「G20サミット後、日中経済協会代表団の訪中、第2回中日企業家及び元政府高官対話などの活動で、李克強総理と中国のその他の指導者は機を逸することなく積極的な姿勢を示し、人々を鼓舞した」と話した。

2017年は中日国交正常化45周年、2018年は中日平和友好条約締結40周年だ。横井氏は「両国民間、地方間、政府間で、経済貿易、観光、学術、文化などの各分野の二国間交流を力強く拡大し、かつ戦略的互恵関係の原点に回帰し、中日関係をより高い水準に押し上げることを願う」と述べた。

横井氏は対中外交事業に長年従事し、今年5月に木寺昌人に代わり駐中国大使に就任した。中国勤務は5回目。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年11月24日