侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(南京大虐殺紀念館)で10日、職員と犠牲者遺族の代表者が、新たな犠牲者の名簿を公開した。
同館が同日発表した情報によると、犠牲者の名前が刻まれた壁に、新たに110人が追加された。現在まで、壁には1万615人の犠牲者の名前が刻まれている。この壁は「嘆きの壁」と呼ばれ、1995年に設置されたばかりの頃は3000人の名前が刻まれていた。これは日本軍に虐殺された30万人の同胞を象徴している。その後2007年、2011年、2013年、2014年に追加され、1万505人の名前が刻まれた。2014年から現在まで、遺族登録などの複数のルートを通じ、同館は新たに110人の犠牲者の名前を集め、これを「嘆きの壁」に刻んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月12日