国際組織「シーシェパード」は、日本の漁船「日新丸」が国際裁判所の禁令を顧みず、南極海で密かに捕鯨活動を行う様子を撮影した。シーシェパードが発表した写真によると、日新丸の甲板には傷があり死んでいる鯨が確認できる。漁船の船員はヘリが撮影のため接近するのに気づくと、直ちにビニールシートで鯨と刺叉を覆い隠した。国際裁判所が2014年に日本に捕鯨停止を命じてから、日本の漁船による捕鯨が初めて撮影された。日本は国際裁判所が裁決を下すと、一時的に捕鯨を停止していたが、前年末に調査捕鯨を名目に再開した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月16日