「中日国交正常化45周年前夜祭」の演目、新型・大型歴史叙事詩バレエ舞踊劇「白毛女」が4、5日の両日、東京都の松山バレエ団のレッスン室で3回上演された。駐日大使夫人の汪婉参事官も鑑賞した。現場では観客から割れんばかりの拍手が起こった。
1948年に設立された松山バレエ団は、革新的なバレエで世界的に知られている。彼らは1958年に中国映画「白毛女」を現代バレエ舞踊劇に変え、中国で初公演を行い、毛沢東や周恩来など中央政府の指導者と国民から好評を博した。2010年9月には森下洋子舞踊歴60周年記念とし、脚本を丁寧に改作した「白毛女」を上演した。70年前の中国の物語は、60年前に日本の松山バレエ団の創設者によってバレエ舞踊劇にされ、現在まで4回も改作されている。
松山バレエ団は今回、2017年の中日国交正常化45周年を記念し上演。今年は15回目となる中国公演を予定している。