ホーム>中日両国
japanese.china.org.cn | 08. 03. 2017

中日国交正常化45周年と盧溝橋事件80周年 2つの記念日は2つのまったく異なる道を象徴=王外交部長

タグ: 国交正常化 45周年 盧溝橋 記念日

第12期全国人民代表大会第5回会議プレスセンターは3月8日午前10時、メディアセンターの多機能ホールで記者会見を開き、外交部の王毅部長が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者の質問に答えた。

テレビ朝日記者:今年は中日国交正常化45周年だ。両国の経済・文化関係は良好で、多くの協力が行われているが、政治的には停滞している。両国関係は相手と向き合う必要があるが、王部長は歴史と安全の壁を乗り越え、中日関係の発展を促す良い方法を持っているか。中日韓首脳会議は開催されるか。

王毅外交部長:今年は確かに中日国交正常化45周年だが、盧溝橋事件80周年でもある。この2つの記念日は2つのまったく異なる道を象徴している。一方は平和と友好、もう一方は戦争と対抗だ。日本は80年前に全面的に中国を侵略し、中国とアジア諸国の人々に深く重い災いをもたらし、最終的に自らも失敗の深淵に向かった。日本の指導者は45年前に歴史を反省し、隣国との関係を改善し、自国の高度発展を実現した。数十年後の今日、我々は日本国内に依然として、この2つの道の間で揺れ動き、さらには歴史の逆行を試みる人物がいるのを目にしている。我々は平和を愛するすべての日本人がこの重要な年に、国家の前進する方向を把握することを願う。

中日関係について、我々の立場は一貫しており、明確でもある。我々は当然ながら日本と関係を改善し、両国民に福をもたらしたいが、日本が先に自らの「心の病」を治し、中国が発展と振興を続けるという事実を理性的に見据え、受け入れる必要がある。

質問にあった中日韓首脳会議についてだが、中日韓は互いに隣国であり、中日韓の協力には大きな需要と広い空間が存在する。これは必然的なすう勢だ。しかし我々は現在、中日韓の協力の健全な発展を妨げる各種問題を処理し、中日韓首脳会議に向け必要な条件を整える必要があるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月8日

 

コメント

コメント
名前
最新コメント (0)