第7回北京国際映画祭が4月16日に開幕した。2017年は中日国交正常化45周年にあたり、中日映画祭も12年目に突入した。今回の映画祭は「日本映画週間」をテーマとし、現代の日本社会を各角度から捉えた人気作6本を選び、桜が咲く4月に中国の観客に日本の最も日常的な風景を紹介する。
17日に行われた開幕式では、オープニングフィルム『家族の日』から大森青児監督、主演の伊原剛志さん、田中美里さん、『残酷な青春』から堀内博志監督と主演の佐藤流司さん、「天壇賞」にノミネートされた『カノン』から雑賀俊朗監督と主演の佐々木希さんが出席し、中日両国の観客と交流を行った。そのほか、岡山県高梁市のご当地キャラクターと富山県のマスコットキャラクターのきときと君が「日本映画週間」の特別ゲストとして登場した。
17日晩、日本国大使館は「日本映画週間」の開幕レセプションを行った。レセプションで、日本大使館広報文化センターの山本恭司公使は、「今年は日中国交正常化45周年にあたり、日中交流において、映画は重要な役割を果たしてきた。高倉健さん主演の『君よ憤怒の河を渉れ』は中国文化大革命後に中国で上映された最初の外国映画で、大成功を収め、重大な出来事として広く知られた。その後、日中両国が共同制作した映画も多くある。個人的には、チェン・カイコー監督や張芸謀監督の中国映画を多く見てきた。映画は日中交流において非常に重要な部分だと思う。来年は日中平和友好条約調印40周年にあたり、在中国日本国大使館も映画文化交流などの様々な友好交流を引き続き促進していく」とあいさつした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月18日