福建省莆田市湄洲湾北岸開発区山亭鎮に位置する莆禧古城は、恵安崇武古城、霞浦大京城堡と並び、福建省に現存する明朝3大倭寇討伐の遺跡とされている。莆禧の旧地名は「浮曦」。明洪武元年(1368年)、沿岸部の国防を強化し倭寇の襲来に備えるため、莆禧に「平海衛」が管轄する「守御千戸所」が置かれた。