現在、小室さんは一橋大学の大学院に通い、東京都内の法律事務所に勤務している。
共同通信社によると、日本で女性皇族が結婚する場合は皇室会議を開く必要がなく、「納采の儀」と呼ばれる儀式を行い婚約を正式に決める。その後、皇居内で歴代天皇や皇族の霊、神々らを祭る宮中三殿を参拝する「賢所皇 霊殿神殿に謁するの儀」、両陛下に別れのあいさつをする「朝見の儀」を行い、結婚する。
『皇室典範』は、「女性皇族は結婚後に皇族の身分を離れる」と規定している。それに基づけば、眞子さまは結婚後は民間人となり、皇室メンバーは18人に減る。うち、女性は13人。
皇室に関して、国会では天皇陛下の生前退位の特例法が話し合われている。皇族減少対策として、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設に注目が集まるが、与野党で意見が異なる。眞子さまの結婚が近づくにつれ、再び課題として持ち上がる可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月17日