日本の海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」と護衛艦「さざなみ」が20日、米軍主導の人道支援・災害救助合同訓練に参加するためベトナムを訪問した。日米の戦艦がカムラン湾に同時停泊するのはこれが初めてだ。
第一護衛隊群司令の伍賀祥裕海将補はいずもの寄港について、「アジア太平洋地域の平和と安定に対する、さらなる貢献を示す決意の表れであり、ASEAN各国と安全保障分野での協力を進めていきたい」と述べた。
産経新聞などの日本メディアは、いずものカムラン湾初寄港の目的を「日米の結束を示し、海洋活動を強化する中国をけん制」と報じている。