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japanese.china.org.cn | 02. 06. 2017

衛星測位システム、中日が競争を展開か

タグ: みちびき2号 準 天頂 衛星 鹿児島

 

日本の準天頂衛星「みちびき2号」を載せたH2Aロケットが1日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。同衛星は米国のGPSと同じく、スマートフォンなど携帯端末に位置情報を提供する。NHKによると、GPS衛星と同じように位置情報を得られる衛星をめぐっては、中国やインドなどでも開発が進められ、今後日本との間で競争になる可能性があるという。

日本内閣府の宇宙開発戦略推進事務局によると、位置情報を得られる衛星としては、アメリカが31機体制で運用しているGPS衛星が世界で広く利用されている。ロシアも「GLONASS」を24機体制で運用中。欧州が「Galileo」をこれまでに18機打ち上げて去年から運用を始め、2020年までに30機体制にすることを目指している。

中国も北斗衛星をこれまでに20機打ち上げ、2020年までに35機体制にすることを目指しているほか、インドも「NAVIC」という名前の衛星を去年までに7機打ち上げ、すでに運用を始めている。中国は北斗衛星に関連した新しい機器を東南アジアなど海外に売り込む考えで、日本が今後「みちびき」を利用して開発し、海外の市場に売り込もうとする新たな機器との間で競争になる可能性がある。各国版のGPS衛星については、今後どの程度広く利用されるかが、国際的地位に関わることになりそうだ。

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