イージス艦事故、日本の聴取を米国が拒否か

イージス艦事故、日本の聴取を米国が拒否か。

タグ: イージス艦事故 フィッツジェラルド

発信時間: 2017-07-03 14:22:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米海軍第7艦隊の駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン籍のコンテナ船が衝突し、米海軍の7人が死亡した事故について、米側が日本の当局による米艦乗員への聴取に応じない構えであることが30日、米海軍の関係者への取材で分かった。ロイター通信が伝えた。

同事件をめぐり、現在少なくとも6つの調査が展開されている。うち2つは米海軍の内部調査、1つは米沿岸警備隊の調査。日本とフィリピンも調査を開始している。

匿名の米海軍関係者によると、米艦には主権免除があり、米国側が日比などの外国の調査員による、米軍関係者への「直接的な取り調べ」を認める可能性は低いという。米沿岸警備隊の調査員はすでにフィッツジェラルドの船員の取り調べを行っており、関連資料を日本の運輸安全委員会、海上保安庁などと共有する見通しだ。

日本の運輸安全委員会の広報担当者は、米国側は日本からの調査要請を拒否する声をあげていないと述べた。

米第7艦隊のジョセフ・アーコイン司令官は、日本側の調査に全力で協力すると約束しているが、最新の動向により日本は米国が約束を守らないと判断する可能性が高い。

報告書によると、コンテナ船の船長は、同船がフィッツジェラルドに信号を出したが、反応がなく進路を変えることもなかったため、約10分後に衝突したと話している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月3日

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