海外のサイトが7月7日に伝えたところによると、日本の九州地区が記録的な豪雨に見舞われ、福岡県と大分県では河川が氾濫し橋が流され、多くの村が孤立し、少なくとも50万人が避難した。自衛隊は5日、Twitterで翌日から救援作業を行うと発表したが、投稿された画像が台湾の救援時のものだとわかり、書き込みが殺到した。
自衛隊は5日午前10時20分、「6日に福岡の水害に6000人を派遣し、60機の自衛隊ヘリを出動させる」と画像付きで発表。しかし、目の鋭いネットユーザーは画像のおかしな点に気がついた。その画像は台湾で撮影されたもので、モーリコット台風(2009年台風第8号)による水害が発生した際に台湾地区海軍が水陸両用戦闘車で救援作業を行い、その横にはビンロウを売る店などが写っている。
自衛隊の速報は民間向けのものであり、画像はミスであると考えられるが、ネットで議論され、「福岡の人もビンロウを食べるのか」、「台湾の写真を使っている」、「どこかで見たことがあると思った」、「写真が違う。これは台湾の救援の写真」などの書き込みがされた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月7日