紀氏によると、河野氏は首相の靖国神社参拝に反対し、中日友好の重要性を認めている。親中派ではないが、少なくとも反中派でもないという。
紀氏によると、河野氏は「父のすべての主張と同じならば、政治家としての河野太郎に存在意義はあるか」と発言したことがある。
しかし紀氏は「河野洋平氏の政治的見解と同じではないが、父の影響を受ける河野太郎氏は中国事業を理解しており、中国語ブログも開設している。これは日本の政治家の中では非常に珍しいことだ」と話した。
法政大学の趙宏偉教授は「河野氏は学識があり、国際問題と政策に長けている。その行動と風格は穏健的だ。河野氏が外相就任後、中日関係の改善の実現性に着目し、さらに真っ先に中国を訪問する可能性を否定できない」と述べた。
日本の業者が中国人に10倍の別料金を設定、差別と批判する声も
沖縄県宮古島(宮古島市)の砂山ビーチで、マリンレジャー用品の貸出業者が、ビーチパラソルのレンタル代に、中国人に限定した10倍の別料金を設定する看板を設置していた。「差別ではないか」との苦情を受けた市の働き掛けを受け、既に取り外された。共同通信が3日、伝えた。
宮古島市と観光協会によると、パラソルのレンタル代は通常2000円だが、この業者はダンボールで作った看板に「RENTAL PARASOL 中国人のみ2万円」と手書きしていた。
宮古島市は7月中旬に問い合わせを受け、業者に直接事情を聞いた。業者側は以前にトラブルがあり、中国人には貸したくないと説明した。
宮古島市は「業者は(中国人に)貸したくないという意味で書いたと説明したが、この表現は誤解を招きかねない」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月4日