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japanese.china.org.cn |16. 08. 2017

日本物語(十二)、大猷院の金色の輝き

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日本物語(十二)、大猷院の金色の輝き

 

日光が有名なのは、雪山の麓の静かな町の風景、それから美しく保存状態が良好な神社仏閣のおかげだ。

「二社一寺」を始めとする徳川幕府の廟所は、前世紀末に世界文化遺産に登録され、特別な保護下に置かれた。世界各地の観光客が参拝に訪れている。

大猷院はこの美しい寺の一部で、17世紀の江戸時代に建てられた。大猷は『詩経』の「秩秩大猷、聖人莫之」から来ている。これは良き法則と秩序があり、偉大な功績を成し遂げることができるという意味だ。

日差しに最も近い場所、拝殿は金色の光を放ち、天高くそびえている。宗教には多くの共通点があるようだ。人々は死後、高い場所に祀られるほうが、魂が天国に届きやすいと信じている。

ただ麓から山頂まで歩くならば、「九重の天」の光景を想像することはできないだろう。この登坂路は意図的に敷居で切り離されているが、到達後の期待と喜びは、雲の中に入っていくような感覚を深める。こうして筆者は大猷院の石段で「九重の天」にのぼり、金色の輝きを目にした。

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